乳幼児の興味関心を8割キャッチし知的好奇心を伸ばす方法
1歳ごろになると、よちよちと歩き出し、色々なものに関心、興味が湧いてくる時期です。
3歳までの子どもの脳は凄まじい勢いでいろんなことを吸収してくれます。
また、「動物がすき」「乗り物が好き」「虫が好き」といったように自分の好きなもの、関心があるものが出てきます。
好きなものをキャッチしてあげて、興味関心、知的好奇心を伸ばしてあげるきっかけづくりにオススメのものを紹介します。
はじめての図鑑
図鑑や百科事典です。
図鑑や百科事典は文字も多くて文章も難しいものが多いと思います。
しかし、0〜4歳向けの図鑑があるんです!
私は、この図鑑を購入しました。
本屋さんには意外とこのような子ども向けの図鑑や百科事典があります。
中は包装されていてみることができませんでしたが、表紙をみてわかるように、絵ではなくて写真だったのでこれにしました。
絵で描かれているものも結構あります。
絵だとデフォルメされているから、違う絵をみたときにピンと来ないだろうなと感じ私は写真で載っている図鑑を選びました。
図鑑はどうやって読んであげたらいいの?
ものと名前をつなげてあげる
まだ言葉を発することができない月齢のときはページをめくり、動物やものの名前を指差しながら、名前を読んでいきます。
こちらの記事の「意識して語りかけの時間を作る」で紹介したように、ものと名前をつなげてあげるような感覚で読んでいました。
おうむ返し
言葉が出てくる頃になると、「ねこ」や「パトカー」と言うと「ねこ!」と同じ言葉を返してくれるようになります。
好きなものや興味があるものはよくおうむ返しをしてくれます。
興味を持っていそうなページをよく読んであげる
例えですが、「パトカー」をよく指差したり、声に出したりしているようなら乗り物に興味を持っているのかもしれないので、乗り物が載っているページを繰り返し読む、眺める。
長女の場合、なぜかナポレオンフィッシュに興味を持ったようで、よくうみのいきもののページを読んでいました。
他にもシュモクザメや亀などがお気に入りでした。
名前を聞いてみる
1歳半〜2歳ごろになると簡単な受け答えができるようになってきます。
「これはなに?」と聞くと、「ぺんぎん!」と答えてくれるようになります。
大人もそうですが、子どもは特に知的欲求も承認欲求もすごいです。
色々なことを吸収し、覚えたことを披露するのはとても子どもにとって嬉しいことです。
「いっぱい覚えたね」と褒めてあげてください。
そうすることによって、知的好奇心がよりアップします。
お出かけしてみる
図鑑をきっかけに何に興味をもっているか知ることができました。
動物が好きなら動物園に行く、魚が好きなら水族館、虫が好きなら虫取りに、といったように実際にでかけてみる。実際のものに触れてみる。
もしかしたら、思っていたものと違っていて怖がるかもしれません。
それはそれで貴重な体験です。
ひとつひとつの体験をきっかけに、想像し知的好奇心を伸ばします。
もちろん、順序が逆でもいいです。
例えば
動物園に行って、動物に興味をもった。
動物の図鑑や絵本を買ったり、図書館で借りてきて読んであげたり、好きな動物についてどんなものを食べるのか、どこに生息しているのか等調べてみる。
その体験と知識を取り入れることが子どもの脳にとって良い刺激になるのです。
より多くの知的好奇心を育むことができます。
また、体験と知識の仕入れをセットで行うことは、少し大きくなって何かわからないものが出てきた時も、調べる癖がついてくるのでとても有効です。習慣化させてあげたいですね。
番外編うちの子の様子
長女は魚が好きなので、祖父や親戚の人が実際に釣ってきた魚を見るのが楽しみです。(でも実物は怖いようです。生きている魚を目の前にすると「怖い」と言い私の後ろに隠れることが多いです笑)
また、スーパーでのお買い物のときは切り身ではなく、一匹丸々魚が売られていると買って攻撃がすごいです。(捌くのめんどくさいけど捌く様子を見るのが好きだそうで、めんどくさいけど買ってみたりします。本当にズボラな私なので、たまにですが。)
また、水族館は遠いところにしかないので、たまにしか行けませんが連れて行くと大変喜びます。
1歳半ぐらいのときに初めて連れて行きました。水槽を見上げてズッコケるほど楽しかったようです。
もっと知りたいだろうなと思い、DVD付きのしっかりとした魚図鑑を買いました。図鑑を一緒に読んだり、DVDをみたりして楽しんでます。
内容が濃いので今はわかりにくい表現が多いですが、それでも楽しんでいるようです。
小学生になっても使えそうな内容ですね。
予告
次回は、知的好奇心が溢れるあまり、「なんで」攻撃や「どうして」攻撃をどのようにかわし伸ばしていってあげたらいいか記事にしようと思います。
結構めんどくさいですよね。
ひどい時は一日中「なんで?」って言っているような気がします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回もまたお楽しみに。
妊娠するまで知らなかったこと(1)子宮外妊娠
私は、こどもが欲しくてほしくてたまりませんでした。
妊娠出産は想像いていた以上に大変だったようにおもいます。もちろん私なんかより大変な思いをされている方は大勢いらっしゃるとおもいます。
しかし少しづつですが、忘れていっているので、忘れないように記録するという意味もこめて書き記していきます。
参考になるようなことはないかもしれませんが記録していきます。
妊娠がわかったときのこと
子宮外妊娠?!?!なにそれ?!?!
子宮外妊院とはなに
家に帰って子宮外妊娠のことを調べまくりました。
私がつらつら書くよりこの記事が参考になります。
ただただ不安な日々をおくりました。
悲しみと、どうして私がという気持ちでいっぱいになりました。
何回も何回も検診にいくたび、今日見えてほしい!そんな思いでいっぱいになりました。
結局は
結局、子宮の中に胎嚢がみつかり、ほっとしました。
なんと5㎝大の大きい子宮筋腫があったのです。
その筋腫の陰に隠れてみえていないようでした。
子宮外妊娠ではないとわかるまで不安とか悲しみとかいろんな感情がぐちゃまぜになり、主人や、主治医の先生にかなり当たり散らしたように覚えています。
子宮外妊娠で、手術をしなくてはならなくなった人のつらさは私のつらさとは比較にならないものだとおもっております。
私は妊娠についていろんなトラブルやつらさなどあるということを知らなかった。
私は多くの人にそれを知ってほしいと感じています。
色々とトラブルがあった妊娠生活だったので、またブログに書いていこうかなと思います。
次回も楽しみに!
親がやっちゃう勉強の効率、ヤル気を9割下げてしまう褒め方
前回の続きです。
前回はモチベーションのお話をしました。
まだ見ていない人はよかったら上記の記事からご覧ください。
ピグマリオン効果…結果はどうであれ頑張ったことを褒める
でしたね。
褒め方にもいろいろあって、間違った褒め方をしてしまうとモチベーションは一時的にはあがります。
ですが、褒め方一つで効率もモチベーションもあげる方法があるのです。
それを今日はご紹介いたします。
誰もがやってしまうダメな褒め方
具体例
これはダメな褒め方です。
100点を取るのは確かに凄くてえらいねーって思います。
この褒め方は、結果のみを褒めているのです。
これは、勉強だけでなくビジネスにおいても言えることです。部下を褒めるとき結果だけを褒めていませんか?
意外とやってしまいがちな褒め方です。
なぜこの褒め方はだめなの???
なぜ、結果だけ褒めてはならないのか。
具体例をみてみましょう。
そうです。
結果を追い求めるために、自分ではできそうにない応用的な問題や課題、ビジネスにおいてだと、大きい成果をあげるための挑戦をしなくなるのです。
簡単な課題ばかりをするようになるので、努力してるように見えて、それは努力とはいえないものになります。
ただのルーチンワークです。
そうなるとどういったことがおこるでしょうか、
本人は努力を行なっているつもりになる
それに100点を求められている。
↓
頑張っているのに結果がでない。
↓
やってもできないんならしなくても一緒だ。
負のスパイラルに陥ってしまいます。
では、どう褒めてあげたらいいでしょうか。
結果にコミットする褒め方
見出しが某ダイエット会社のキャッチコピーと同じになってしまいましたが、具体例をどうぞ。
いい結果を褒めるのではなくて、
何を頑張ったか、具体例を褒めましょう。
「できなかった計算問題をいっぱい練習したから解けるようになってたね」
「漢字が苦手だけれども、今回は暗唱したり書いて覚えたからほとんど書けたね」
「暗記できないって言っていたけれど、暗記カードつくってちゃんと覚えることができたね」
なんでもいいです。
簡単な言葉でいいんです。
”どこをどうやって、どうしたから、できるようになった。”
努力の成果を褒めてあげましょう。
これはダメな褒め方と同じでビジネスにも応用できますね。
このように、具体的な努力を褒めてあげることによって、次、何かをしなければならないときにおいて、自分ができないことを頑張る、より難しい課題に挑戦するようになります
たとえ結果がでなくても、間違ったところを復習したり、もう一度問題を解いてみたり、できないことをできるに変える正しい努力をするようになります。
いい習慣をつくるために。
努力を褒める。
これは親御さんが子どもが何を頑張っているのかしっかり見てあげていなければできないことです。
リビング学習について
個人的にリビング学習が推奨されるようになっているのも上記で述べたことが自然とできる環境だからではないかと思っています。
両親が、家事をしている間に子どもが何を頑張っているのか簡単に見えますもんね。
私もリビング学習はとてもいいと思います。
親子のふれあいの場にもなるからです。
どこで勉強するか、どこで勉強するのがあっているかという問題は勉強の習慣がきちんと身についたら本人が勝手に決めると思います。
小学生低学年から中学年ごろを目安に、勉強をする習慣を身につけるために、リビング学習はおすすめです。
親と子のコミュニケーションを大事に
どうすればいいのかというと、
子どもが勉強している横で、別のことでいいです。一緒になにか英語を勉強してみたり、資格試験の勉強やさまざまな本を読んでみる。
親が楽しそうに勉強している姿をみせることは子どもにとっても勉強は楽しいことなんだな、普遍的なことなんだなと自然に思わせることができます。
勉強しなさい!と強制させるのはもってのほかです。
人は強制されるとやりたがらなくなります。
好きなことであっても、強制的にやりなさい!と言われると段々としなくなるそうです。
勉強しなさい!と言わずに、一緒に勉強しよう!と誘いましょう
親がしないことを子どもはしません。
逆に言えば親がTVやYouTube、スマホを好きだから、子どもも好きになるのです。
また、共働き等々でなかなか勉強をしている様子をみることができない。といったご意見もあるかと思います。
でも、話する機会ならあるかと思います。
仕事が休みの日だけでもかまいません。
「どんな勉強を学校で習っているのか」聞く。これでOKです。
会話のなかで何を頑張っているのか聞くことができます。
また、親からも、「こういう仕事のために、これを頑張っていっぱい努力したから成功したよ!」というお話をしてあげてください。
「ふーん」と冷たい反応をされるかもしれません。
しかし
何気ない会話の中に、努力している姿を見せることによって、頑張ることの大切さを教えることができます。
子どもの話ばかり聞きがちですが、子どもも親が何をしているのか実は興味アリアリです。
親子の会話を広げて、ポジティブな反応をみせてください。
それだけで、子どもは頑張ることができます。
いかがでしたでしょうか。
いろいろと思うことはありますでしょうが、
参考になった点をなにか真似してみてくれたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
また育児に関する記事も書いていきたいと思います。
語りかけ育児!発語が増えるとっておきの方法
こんにちは。
赤ちゃんに語りかけしていますか?
赤ちゃんに話しかけることによって、発語が早くなり脳の発達にいいということを聞きました。
私は長女と次女を育てています。
毎日いっぱい話しかけています。
どうすれば話しかけ育児をうまくできるかわからないという方が多いと思います。
なんせ、生まれたての新生児ちゃんは無表情ですからね。
表情のない赤ちゃんに話しかけるのは結構しんどいものです。
私も長女のときはこう思いました。
「あれ?これ、壁にはなしてんじゃね?」
某FF8のスコールもびっくりの壁に話してろよ状態!!!
それは置いておいて、
長女の時はカヨ子ばあちゃんの本を参考に育児をしていました。
それを少しだけご紹介します。
実践したこと。一つの本だけを参考にしない
私は、親になってみて感じたことがあります。
赤ちゃんや幼児は意外と育ててくれる人の顔色を敏感に察知します。
上記で育児本を紹介しましたが、4〜8年以上前に出版されたものですし、情報も古くなっていきます。
だから、いいところだけとってお母さんが笑顔でのびのび育てれる方法をとることが赤ちゃんや幼児にとって一番です。
いろんな育児本を見て、参考にできる点だけ真似しましょう。
長女のときは精神が病むレベルまでいろんなものを読み漁りました。
結局、育児本は人によって正反対のことを書いていることも普通にあります。
どれがママと子にいいのか、あっているのか試しながら育児をゆる〜く楽しんでいけたらいいなと思っています。
何を話す?赤ちゃんはママの言葉をよく聴いている
では本題に入りましょう。
赤ちゃんはママの声が好き
妊娠5ヶ月ごろから耳が聞こえるようになると言われています。
赤ちゃんはママの声が一番好きです。
なんだって、お腹の中にいる時から聞いています。
もちろん、パパの声も同じです。
そばにいるママやパパの声を聞き大きくなり外の世界へでてきます。
1ヶ月ごろになると赤ちゃんは、声や音が聞こえる方へゆっくり顔をむけることがあります。
3ヶ月になり、表情がでてくるようになると、ママやパパ、周りのお世話してくれる人の声を聞きわけ、笑顔になったり、泣いてみたりと色々な表情を作るようになります。
お腹の中からずっといろんな声を聞き分けているのです。
だから疲れていないときはできるだけ、いろんな人に声をかけてもらいましょう。
耳からの刺激が脳へ伝わり発達も促されます。
どうやって語りかける?
私の場合
- 何気ない日常のことを意識しないで語りかける
- 意識して語りかける時間を作る
以上のことを行なっていました。
意識しない語りかけ
意識しない語りかけとは、日常生活を送る上で本当に何気ない一言二言、独り言のように赤ちゃんに話しかけます。
「今日は天気悪いから洗濯物が干せないなー」
「オムツ汚れてる?変えておく?」
「今日は晴れてるから散歩行く?」
「晩御飯なんにするー?お父さん唐揚げたべるかな?」
など、どうでもいいことを話しかけていました。
月齢が低いと返事はしてくれませんが、私の顔をじっとみてみたり、私がみている方向へ顔をむけてみたりと反応はあるようです。
月齢が高くなって6〜8ヶ月くらいになると、負けじと喃語を発したりするときもあるので面白さも増えてきます。
意識して語りかけの時間をつくる方法
まず、
- 子どもと一対一で向き合う時間を作る。
- 1日30分は時間をつくる
- テレビなどは消して、静かな部屋で行う
ということをしました。
参考にした本では30分とありましたが、長女のこともあるので、次女は時間がそれほど取れないときもありました。
5分でも10分でもいいです。することが大事なのでタイミングを見計らって行なってください。
時間が取れる方は30分したほうが効果がありそうですね。
また、無理矢理するのではなく、子も親もリラックスした状態で行うのが望ましいと思います。
何をするのかというと、
おもちゃをもって、「この色は赤」
「これは猫のぬいぐるみだよ」
と色々物の名前を教えてみたり、
絵本を読んでみたりします。
どんな言葉をかけてあげればいいの?
私は、赤ちゃんも一人の人間として、接するように語りかけを行なっています。
もちろん、一人でできないことばかりですので、お世話や遊びなんかは月齢にそった行動をしていますが…
違う点は
赤ちゃん言葉を使わないこと
これにつきます。
「ミルクのみまちゅか?」
「まんま食べる?」
「びんびさんいるよ」
などの言葉は一切使いませんでいた。
なぜかというと、赤ちゃん言葉で話しかけると二回単語を覚えなくてはなりません。
人間の脳は私たちが思っている以上にめんどくさがり屋です。
二回覚えるという作業をすることによって脳のキャパシティを結構消費してしまいます。
苦労します。
風評被害をするつもりはありませんが、3歳長女は、犬のことをいまだに「ワンワン」と言います。いないいないばぁのワンワンの影響で、犬となかなか言えません。私が「犬いるね」と話しかけると「犬」と言いますが、娘から話しかけるときは「ワンワン」といっています。
「ごはんだよ。今日は人参がはいっているよ」
「この絵本に載っている動物はゾウさんだね」
といったように普通の日本語で話しかけます。
正しい日本語で話すことで正しい言葉を覚えていくことがはやくなります。
正しい言葉づかいを覚えるということはそれだけ発達面も変わってきます。
子どもの性格にもよるとおもいますが、意思疎通ができるようになることが早いです。
意思疎通ができるようになると何がいいかというと、
イヤイヤ期が少なめになるし、トイレトレや躾などもしやすかったです。(トイレに関しては、意思疎通ができても、膀胱などの体内の器官の発達による面も多いので一概には言えませんが)
やっぱり一番は親子で楽しむこと
上記のようなメリットもたくさんありますが、やはり一番は親と子のコミュニケーションがたくさんできることによって、温かみを感じ、自己肯定感を育むことができることがなにより大きいと思います。
親子の信頼関係は赤ちゃんにとってなによりの財産!
自分たち親子にあったペースで楽しく語りかけをしていけたらいいですね!
子どもへの絵本の読み聞かせを推す3つの理由
私は、こどものころから絵本が大好きです。
幼稚園児のころなんか、自作するくらい好きでした。
そんなわたしが絵本の読み聞かせをこんなにも推すのか、TVやYouTubeではダメなのか、その理由についてまとめてみました。
絵本を推す理由
想像力・思考力が育つ
こちらでご紹介したように絵本は言葉を読めるようになるまでのものではありません。
絵本は字を読めるようになってからも、子どもが思考力や想像力を大いに高めてくれるものです。
3〜6歳向けの絵本の多くは何か教訓のようなもの、命の大切さや、思いやりなどの想像力や客観的思考力を伸ばすようなお話が多いです。
また、0〜3歳向けの絵本も、動物や自然、食べ物など生活のなかから、楽しいや悲しいをみつけるような工夫をしている絵本が多いです。
未就学児くらいまで読み聞かせを通して、子どもが感情やメタ認知(いわゆる客観的な自己、もうひとりのじぶん)の基礎、潜在能力として育つことなるのです。
そういった心の発達は情緒を豊かにし、生きていく上でとても役に立つことなのです。
コミュ力があがる
絵本は親と子のコミュニケーションにうってつけのツールです。
少しオーバーな言い方かもしれませんが、少なくとも語彙力を育みます。
赤ちゃん乳児期は特に母親との信頼関係を育むときです。
赤ちゃんは自分の欲求に応じてくれる相手との基本的信頼感を高めることは赤ちゃんにとって大きな外界(社会)への第一歩なのです。
笑顔を向けられ、優しい声を聞き、子どもは安心し情緒が安定します。
読み聞かせは、簡単で楽しく親と子のふれあいを繋いでくれるものなのです。
多くの言葉を聞き、知ることによって、上記で述べたのように想像力や思考力が身につき、コミュニケーションする力の基礎部分ができるのです。
美しい日本語を知ることができる
古き良き、受け継がれ名作となっている絵本は何が違うかというと、日本語の美しさです。
日本語というのは、英語や他の言語にはない母音の言語です。
四季とりどりや感情を表す言葉や擬音語、比喩表現、どれをとっても独特です。
一つの言葉でもいろんなものに表現できる多様性な言語です。
美しい日本語をたくさん読み聞かせることで、よい感性が育ちます。
いろんな表現の仕方があるので、想像力、思考力も豊かになります。
昔は、古語が使われ、現代の言葉に変化を遂げました。
そして、若者の間では「マ?」や「りょ」で話が通じるくらい略語が進化(退化?)を遂げています。
私自身の考えとしては、文化は昔から変化を遂げてきたものだから、略語やネットスラングというものが流行ってもいいとは思います。
しかし、多くの日本人は日本語でものを考えるのだから、日本語を最低限読み理解し、表現できなくてはならないと同時に思っています。
私も、私の子どももテレビやネット動画などを利用しますが、美しい日本語を使うかどうかということが絵本との大きな違いだと考えています。
美しい日本語を知ることは1、2で述べたように想像力や思考力の基礎をつけていくことにつながってくるのです。
まとめ
- 読み聞かせは親と子のコミュニケーションを通して情緒を豊かにする。
- 美しい日本語を知ることによって、日本語独自の言葉や言語感を覚え、表現力や想像力、思考力の発達やそれに伴う心の発達を育むことができる。
みなさんも絵本を読み聞かせてあげましょう!
親がやっちゃう勉強のモチベーションを9割減らしてしまうことは?
学歴社会ではなくなってきている昨今ですが、親としてはやはり勉強はしてもらいたいですよね。
反感はあるかと思いますが、はっきり言います。
いろいろ知識を知っていたり、学歴があったりするということは、それだけ窓口が広がり、したいことが後から見つかっても、したいことに対するレールの上に乗りやすいです。
私自身、いい大学に行ったわけではなくて、就職活動をしているときに直面しました。
びっくりしました。
会社説明会すら出席させてもらえないのです。
いい大学に進学している友達は、会社説明会に登録しようとすると、空きがありますと出るのに、私の方は満席だと!!!
一方で、学生時代からお付き合いしていた夫はというと、世間で言われているような高学歴だったので優秀な学生ではなかったが、リクルーターがつき、某有名ホテルで2000円弱のコーヒーをご馳走になったと聞きました。また、最終面接に何度も進んだりと私からみて順調そうでした。
びっくりですよね〜
今後はどうなっていくのか予想できませんが、就職だけでなく、いろんなことをする上で基礎知識というものはあったほうがいいです。
勉強はしておいたほうがいいです。
口には出しませんが、そう思っている親御さんは多分多いと思います。
そして、私のようにならず、子どもには是非とも勉強をさせたい!と思っている親御さんも多いかと思います。
前置きが長くなりましたが、知らず知らずのうちに親がしてしまっている勉強に対するモチベーションを下げてしまう行動と、モチベーションを9割アップさせる方法をご紹介します。
ピグマリオン効果とゴーレム効果
ピグマリオン効果とは、ゴーレム効果とはなんぞや。
テストや勉強の場合をわかりやすく絵にしてみました。
あくまで、極端な例ですがみて見てください
ゴーレム効果の場合
ネガティブなことを言って決めつける。
「どうせ100点取れないんでしょ。」
「やっぱり間違いが多いわね。」
などです。
期待しないことによって、相手も期待にこたえなくなります。
ピグマリオン効果の場合
悪い印象を持ち接することによって、悪い影響が勝ってしまいそう言った行動をとってしまいやすくなります。
期待されていることわかるように接してあげましょう。
期待に応じようとしてすぐにはとはいきませんが、いい結果に繋がっていくはずです。
間違ってた褒め方だと逆効果に
前述に褒めて伸ばすことがいいと書きました。
しかしむやみやたら褒めてはいけません。
間違った褒め方をしている場合があるからです。
間違っていた場合、せっかく伸ばしてあげようと導いているつもりでも、真逆の方向に進んでしまう可能性があります。
どのように褒めたらモチベーションがあがるのか、またどのような褒め方だと勉強ができない子になってしまうのか、また次回お教えします!
お楽しみに!
失敗しない年齢別絵本の選び方!3歳〜6歳編、小学生
こんにちは。
今日は、絵本好きが教える失敗しない年齢別絵本の選び方後編!
年齢別に合わせた絵本の選び方紹介したいと思います。
良かったらまず、過去に書いたこの記事もご覧ください。
3歳児、4歳児におすすめ絵本
ここでは3歳児は年少さん、4歳児は年中さん、5歳児は年長さんと考えてください。
3〜4歳になってくると物語の内容を具体的に理解するようになってきます。
より、絵本に親しみを持って今まで以上に楽しめるようになるのがこの頃です。
まず、2〜3歳までの絵本と大きく違うところは、人称がはっきりと出てくるところです。
〜3歳までの絵本は物語の内容があってないようなものが多いです。
”〜くんが言いました。”
”〜ちゃんも言いました”
と具合に誰が何をしたかというのがわかるようになってくる頃です。
しかし、初めからガッツリ難しい内容のものではなく、簡単でわかりやすいシンプルなお話のものがいいと思います。
絵本を読んで、面白いな!や楽しいな!と思ってもらえるようなもの、真似したくなっちゃうものをチョイスしてあげるのがいいですね。
私が以前紹介したものの中でいうと、
”ぐりとぐら”
”おばけびょうきになる”
文章も少なく、子どもたちにとっても身近に感じられるストーリーです。
病気になって、病院に行くお話。
大きい卵を使ってカステラを作るお話。
ストーリー性がありますが、シンプルです。
こういうものをチョイスしていくと子どもたちもとっつきやすいです。
5歳児におすすめ
5歳になるともう年長さんです。
この頃になると、もう他者、他人の気持ちがわかるようになってきます。
今までは、お友達と喧嘩しても何故悪いのかわからなかった子が、どうしていけなかったのか?お友達はどういう気持ちになったのか?ということが理解できるようになる頃です。
つまり絵本の登場人物、キャラクターにおいてもその登場人物の思いや気持ちがどう表現されているか考えられるようになります。
登場人物に感情移入できるようになるのです。
想像力や客観的思考を伸ばしてあげられるそんな時期なのです。
絵本を選ぶポイントとして、面白い絵本や楽しい絵本を読んであげることも勿論いいと思います。
しかし、メッセージ性のあるものを増やしてみてはいいかがでしょうか。
他者の気持ちや行動、想像力について理解を深める時期ですから、
「仲間はずれはよくない」
「努力することが大切だ」
などのテーマがある絵本
「どうしてこうなったのか。」
「この話の後どうなったのか。」
と想像を楽しめるような絵本がおすすめです。
小学生になったら絵本は卒業?
小学生になったら絵本は卒業ですか?
いえ、勿体無いですよ。低学年向けの絵本はたくさんの名作にあふれています。
せっかく絵本を読んでいるのですから、読む習慣をなくしてしまうのはもったいないです。
絵本の読み聞かせ、自分自身で読むことすることによって、たくさん本を読む習慣がつくようになってきます。
子どもの頃から、歯ブラシは毎日させていますよね。それと同じで絵本を読むことを当たり前の習慣にしちゃえばいいんです。
そうすると絵本の読み聞かせから、本を読む習慣につながりやすくなりますね。
選ぶポイント
絵本ナビスタイルさんの記事を引用したいと思います。
- 内容に古さを感じず、今の子どもたちにも通じる普遍的なテーマが主題となっているもの
- 美しい日本語が書かれているもの
-
最初の発表から20年以上読みつがれている作品
小学校1年生、2年生の間に読んでおきたい名作30選! | 絵本ナビスタイル
あとは、子どもと一緒に本屋や図書館に行って、子どもたちが面白そうと思う本を読むのが私はいいなと思います。
絵本ナビさんでも紹介されていましたが、エルマーの冒険は読書感想文のテーマになるくらい人気な作品です。
絵が少なく、初めは読むのに苦労するかもしれませんが、ストーリー性も素晴らしく、幼少期から大好きな絵本です。
シリーズになっているので、エルマーの冒険が面白かったらぜひシリーズで読んで欲しい作品です。
「エルマーの冒険」
「エルマーとりゅう」
「エルマーと16匹のりゅう」
と三部作になっています。
絵本を通して、本を読む力をつけていくことは、子どもにとって一生の財産になります。
絵本を勉強と直接的に直結させるのではなく、
絵本は楽しい!本を読むのが好き!
と思えるような工夫をしてみてください。
決して強制はさせないでください。
矛盾しているようですが、なんでも強制されたら楽しく無くなります。
極端な例ですが、「毎日ゲームしろ!今日はしないのか!外にいくのか!」と言って強制させると最初はラッキー!と思うかもしれませんが、子どもはうんざりしてきます。
子どもに余裕がある時を見計らって、まず親子のコミュニケーションの一部として本を読むことに親しみ、それが習慣化していくことが一番大切ですね。
長々と記事を書きましたが、よかったら参考にしてみてください。